オルガン
随分探しました。私は清里に住んでからというもの、必ずアンデレ教会のクリスマスミサに参加しています。その後も、常連のあるお客様が結婚式を挙げられたり、他の楽器には無い厳かな気持ちにさせてくれるオルガンです。それ以来あのオルガンの音色に魅せられていました。
このオルガンは東北の女学校の先生だった方の蔵から出てきました。当時、矢がすりの着物に袴の姿でこのオルガンを弾いていたのでしょうか。
装飾の手彫りの花柄は職人さんの愛情が感じられます。足でパタパタ踏みながら、手の指を鍵盤にそっとおろしてみると100年前の音が蘇り鳥肌が立ちます。


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